2023年3月24日、CIC Tokyoにて、東京ベイeSGプロジェクトで目指す持続可能な都市像に合致した"まち"を表現した作品を制作した子供たち(「東京ベイeSG賞」受賞者及び優秀な作品の制作チーム)のアイディアに応える、スタートアップ企業によるビジネスコンテストを開催しました。
「未来の東京」をつくる主役は、Z世代・α世代の子供たちです。その子供たちが思い描くアイディアに寄り添い、大人も同じ目線で一緒に取り組んでいこうという思いを、最先端テクノロジーを持つスタートアップ企業がピッチで提案していただきました。
ピッチにご登壇いただいたのは、以下の企業です。
No. | 法人・団体名 | 提案概要 |
---|---|---|
1 | 合同会社JOYCLE | 雷発電でゴミをバイオエネルギー源にアップサイクルできるJOYCLEプラント |
2 | アンヴァール株式会社 | 「日本を資源大国に!」海水から作ったマグネシウムで海中都市の創造、藻場の復活及びブルーカーボンの活用 |
3 | 株式会社インターホールディングス | 独自の真空特許技術で実現する賞味消費期限の大幅な延長による、GHG及びフードロスの削減 |
4 | アイ-コンポロジー株式会社 | 「地球環境のプラごみ問題」解決に向けた、海水中でも容易に生分解する「バイオマス複合プラスチック材料」 |
5 | Innovare株式会社 | 未利用資源から、温室効果ガス排出削減に繋がるグリーンケミカルプロダクトを創出し、GHGの削減に貢献 |
6 | Zip Infrastructure株式会社 | 自走式ロープウェイ Zippar で、自然と共存する交通インフラ |
7 | PoC TECH株式会社 | 太陽光発電、風力発電及び潮流発電の手法を用いて、ゼロエネ・江戸前海底農園を実現 |
8 | 株式会社TBM | マテリアルリサイクルに適したLIMEX(石灰石を主原料としたプラスチック・紙の代替製品)を推進して、サーキュラー・エコノミーの実現に貢献 |
9 | 株式会社アルガルバイオ | 微細藻類を活用した海と陸を横断する環境との共生 |
登壇企業からは、自身のプロダクトやサービスを、子供たちのアイディアに沿った形で発表していただきました。
企業からのピッチに対して、子供たちからも積極的なコメントをいただきました。
厳正なる審査の結果、優秀賞はアンヴァール株式会社に決定しました。
そして栄えある最優秀賞は、株式会社アルガルバイオに決定しました。
イベントの後は子供たちとスタートアップが交流し、未来の東京について語り合っていました。
東京都では、令和5年度も引き続き、子供たちから未来の都市についての意見を、様々な方法で聞いていく予定です。